長期経営計画
ビジョン2030(2023年度〜2030年度)
イチケンの理念体系
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経営理念
品質の向上と安全の徹底に努め、
いかなるときもクリエイティビティを発揮し、
商業空間事業を通じ、快適で豊かな社会の実現をめざします -
パーパス
品質・価格ともに顧客満足度の高い建物を提供できる対応力とサステナブルな社会のために、地球環境に配慮した建設事業者であること。
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経営ビジョン
より豊かで快適な『くらし空間』を創造する事で
広く社会へ貢献する企業 -
ビジョン2030
安定した成長を続けていくとともに
社会の持続的発展に貢献する企業
ビジョン2030
~基本方針・経営目標~
基本方針
- 01基幹の建築事業を安定・充実させ、不動産・海外事業を戦略事業として拡充を行い、新規事業を含めた業容の拡大を目指す
- 02商業空間の建設事業を中核に確実な成長を遂げる
- 03技術者集団として品質・安全・環境・原価・生産性を追求する
- 04財務基盤の充実と安定を図る
- 05働きやすい職場を追求し、
従業員一人ひとりの能力と働きがいを向上させる - 06社会のニーズに常に対応し、環境の変化に負けない会社となる
売上高目標(単位:億円)
経営目標
重要評価指標
2022年度 (2023年3月期) 【実績】 |
2030年度 (2031年3月期) 【目標】 |
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2030年度の内訳
戦略事業・新規事業の施策
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不動産事業
- 収益物件の確保(不動産賃貸事業の増加)
- 不動産開発や売買を併用した工事受注の創出
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海外事業
- 海外事業(ベトナム事業)の推進
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新規事業
- 既存事業の強化を含む建設事業周辺分野への取り組みを検討
ビジョン2030
~事業施策(不動産事業)~
不動産事業
収益物件の確保(不動産賃貸事業の増加)
- 賃貸収入による安定した収益源を確保(建設事業の収益補完)
- 機動的な融資実行に向けた担保資産として一定の規模を保有
- 物件毎に短期売買目的(販売用不動産等)か長期保有目的(固定資産)にしていくのかを収益面と財務面の両輪で検討
- 新規案件の取得は循環投資(一部は借入等)により実施
収益物件イメージ
不動産開発や売買を併用した工事受注の創出
- 開発事業(デベロッパー事業)への取り組み
土地や建物を購入し、購入後、建築物の設計・施工や施設運営会社の選定等により収益力を改善。バリューアップした施設の売却や自社保有を検討。
ビジョン2030
~事業施策(海外事業・新規事業)~
海外事業
海外事業(ベトナム事業)の推進
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ベトナムの経済情勢
- 経済環境は拡大見通し。
生活環境向上への投資や内需拡大が期待される。
- 経済環境は拡大見通し。
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現状
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現地法人(IKVC(注1))により、
ベトナムの事業計画「フェーズ2(注2)」を展開中(注1)IKVC:海外子会社「ICHIKEN Vietnam Construction Co.,Ltd.」の略称
(注2)工事請負業務、工事監理業務受託、BIM業務受託
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現地法人(IKVC(注1))により、
2030年に向けた検討事項
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業務・
資本提携- 新築工事の工事請負業務への対応
(外注業者等のネットワーク構築) - パートナーシップ企業の拡大
- 新築工事の工事請負業務への対応
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事業投資
- 開発事業への投資等
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人材獲得・
人材育成- 現地従業員の採用、(イチケン以外の)BIM業務受託
- 日系企業ニーズの教育
新規事業
既存事業の強化を含む建設事業周辺分野への取り組みを検討
M&Aやアライアンス等により、業容の拡充や事業領域の拡大を図る。
ビジョン2030
~資本施策・投資計画~
資本施策
重要評価指標
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ROE
8%以上
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配当性向
30%程度
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自己資本比率
50%以上
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D/Eレシオ
0.3倍程度
株主還元方針
当社の配当方針は「安定配当」を主眼に置いています。
将来の成長基盤を構築していくため、投資と配当の両立を目指す方針です。
有利子負債・D/Eレシオ(イメージ)
投資計画
2030年度までに総額300億円を投資
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成長投資
M&A等の活用
- 事業領域拡大、機能強化、人員増強
- 特殊技術の獲得
- 工法研究、習得
100億円
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不動産事業
建設事業の収益補完
- 収益物件の確保
- 不動産開発事業への取り組み
- 不動産売買を併用した受注創出
100億円
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海外事業
ベトナム事業展開促進
- 事業基盤の拡充(取引先等)
- 現地企業とのパートナーシップ拡大
- 人材獲得・育成
30億円
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人材開発
人的資本の拡充
- 人材採用
- 次世代の担い手育成
- 教育研修
40億円
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デジタル化
デジタル化社会への対応
- デジタルトランスフォーメーション推進
- デジタル人材育成
- セキュリティ対策、IT機器更新
30億円