イチケンは、国籍や年齢、性別、障がいの有無に関わらず、すべての社員の活躍を目指し、DE&I(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)を推進しています。

女性従業員の活躍推進

環境衛生パトロール

日頃管理スタッフとして、オフィスで働く女性従業員が、工事現場の「環境衛生パトロール」を行い、働きやすい職場環境に努めています。
点検項目は、ゴミの分別が法令通りに行われているか、トイレや更衣室の清掃や整理整頓が行き届いているかなど、環境衛生面や「5S活動」の観点から細やかな視点で実施しています。この取り組みにより、新たな問題点の発見や改善すべき課題が顕在化するなど、一定の効果が表れています。

工事現場でもたくさんの女性が活躍

経営幹部との意見交換会

女性管理職の登用や女性技術者の活躍を推進していくため、経営幹部を交えた意見交換会を定期的に実施しています。ライフステージの変化を経験しながら働く先輩社員のスピーチを聴くことで、今後のワークライフプランを考えるきっかけとなっています。また、経営幹部も社員の“生”の声を聴くことで、女性が働きやすい職場環境を整えていく機会となっています。

グループ会議の開催

ESGマテリアリティに掲げる社会課題への取り組みを検討する専門部会に、女性従業員で構成するワーキングチームを設置しました。
「女性の業務の考え方を再構築」「女性キャリアアッププランの見直し」などについて、本社と各拠点、各作業所とWeb会議を活用し、様々な職種・立場の女性従業員が議論しながら、「女性が働きやすく、活躍できる職場づくりに向けた施策の提言」に取り組んでいます。

DX推進

当社は全社方針として、生産性向上に向けたデジタル技術の導入を推進しています。作業所のDX化を進めるチームでは、担当の女性スタッフが中心となって、各種ツールの導入説明会をはじめ、利用サポートを行っています。また、ツール浸透に向けた取り組みとして、各拠点の作業所支援サポート担当者にも協力を仰ぎ、協力会社の方々へ設定方法や使い方などの利用サポートを行ってもらっています。

外国籍従業員の活躍推進

設計部では、ベトナム国籍の従業員を採用し、ベトナム(ハノイ)のグループ会社「IKVC」との双方向でのコミュニケーションをとれる環境を作り、BIMオペレーティング業務をはじめとした各種業務に取り組んでもらっています。また、昨今ベトナムでは日系企業のスーパーマーケットの出店が多くなっていることから、「IKVC」の担当者には来日してもらい、日本のスーパーマーケットのデザインや、設備設計の知識を学んでもらう機会をつくり、技術力アップを図っています。

障がい者の雇用・活躍推進

障がい者の方々が職場に適応・定着できるよう、障がいの状態に考慮した雇用条件、職場環境を整えています。また、障がい者の方々が、仕事に取り組みやすい環境を整えていくために、職場定着サポートのある「農園型」障がい者雇用サービスを利用した活動も行っています。

障がい者スポーツ及び女性アスリートの応援

スポーツ競技への支援を通じて、ダイバーシティの推進を行っています。