働きがい向上(ワーク・ライフ・バランス)

健康・安全に働ける職場環境づくり

従業員の安全、心とからだの健康維持・増進に向けた様々な取り組みを行いながら、快適な職場環境づくりを目指しています。全従業員を対象とした健康診断や勤怠管理システムを活用した日々の仕事時間の可視化、メンタルヘルスの不調を見逃さないように、定期的なストレスチェックの実施などを行っています。また、従業員のモチベーション状態をエンゲージメントサーベイを用いた把握・分析を行い、効果的な施策に反映するなど、働きやすい職場環境づくりを目指した取り組みを行っています。

持続可能な事業へ向けた人材開発

次世代を担う人材育成のため、研修プログラムを充実させています。入社時の研修をはじめ、若年層へのフォローアップ研修や管理職研修等、階層別の研修を計画的に実施しています。特に入社後は、ビジネスマナーや建設現場での実務を体験させてから一人一人の適正を見て配属先を決定し、社会人として円滑に仕事がスタートできるよう環境づくりを行っています。さらに、業務能力向上のために基礎技術研修や営業研修、コンプライアンス研修等、経験や能力に応じたきめ細やかな研修を企画し、実施しています。自己啓発のサポートも行っており、一人一人の成長機会を後押しし、将来を担う人材育成に力を入れています。

ダイバーシティの推進

多様性のある人材確保と環境の整備

ベトナム(ハノイ)のグループ会社では、ベトナム国籍の女性を現地で採用しています。日本との事務手続きや現地の行政対応等、会社運営で幅広く活躍しています。今後ベトナムのグループ会社には、日本からBIM業務の委託を視野に入れており、日本国内の設計部にベトナム国籍の従業員を採用しました。彼らには、ベトナム現地との双方向コミュニケーションを図る上で、中心的な役割を担ってもらうことを期待しています。また、女性管理職や女性技術者の登用を促進していくため、女性が働きやすい職場環境づくりのための意見交換を実施しています。これからの意思決定層の多様性を高め、客観的な経営視点において自社の弱点を補強し、経営力の底上げを図っています。

業務効率化の促進

IT・デジタル技術の利活用

「業務効率化の促進」のため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を見据えた「IT・デジタル技術の利活用」を進めています。作業所の業務効率を高めることからはじめていますが、デジタル化による生産性改善により、「働き方改革」を進展させていきます。

期待効果

  • 作業所の「4週8閉所」実現
  • 作業所従事者の定着率向上
  • 時間外労働の削減により、ライフスタイルを変化させ、働く者の意識や満足度を高める
  • 将来の人材不足への対策として、データ化による共有、ノウハウの継承

BIMの活用について

将来を見据えた技術開発の推進

産学連携等による有用な技術開発の推進と実用化

取り組みについて

パートナーシップの醸成

協力会社の皆様とのパートナーシップを強化

安全かつ健全な職場環境の実現のため「安全衛生基本方針」を掲げています。
当社と当社とお取引きのある協力会社の皆様で組織された「一栄会」とは、作業所パトロールなどの安全衛生活動や品質・安全・環境・生産性の向上への取り組みとコンプライアンスを遵守した適正な取引を実施しています。また、協力会社の皆様との共存共栄のため、働きやすい職場環境づくりの推進や建設キャリアアップシステムの導入を強化して、建設技能者の処遇改善を目指し、業界の発展にも貢献できるよう努めています。

パートナーシップ
構築宣言について
パートナーシップ
構築宣言について

パートナーシップ構築宣言

事業継続力の強化

災害時の円滑な事業継続

事業継続計画(BCP)を策定し、災害時の対応力向上のため訓練を実施しています。

基本方針

  1. 就業中の従業員及び協力会社作業員、当社施設・現場への来訪者などの人命の安全確保
  2. 従業員の安否の迅速な確認
  3. 拠点の保全及び復旧、顧客企業の支援、地域への貢献
  4. 施工中物件の被災調査及び復旧、二次災害の防止、施工済物件の対応
  5. 協力会社との連携の推進
  6. 従業員の役割に応じた行動基準の提示と教育・訓練の継続的な実施

実施内容

  • BCP訓練(机上訓練・参集訓練・帰宅訓練)年一回実施
  • 災害対策の一環として、毎月一回「安否確認訓練」の実施

国土交通省地方整備局より「災害時の基礎的な事業継続力を備えている建設会社」として、認定証を交付されています。

「日本赤十字社」への活動支援

社会貢献活動の一環として、大規模災害発生時の医療チーム派遣や、救援物資の提供活動等の取り組みに賛同し「日本赤十字社」へ寄付を行っています。
BCP訓練時には、日本赤十字社に、救命処置講習会を実施して頂き、従業員やその家族、急病人などの命を守る知識とスキルを取得し、有事に備えています。

障がい者スポーツ及び女性アスリートの応援

スポーツ競技への支援を通じて、ダイバーシティの推進を行っています。

関連するSDGs目標

3 すべての人に健康と福祉を 4 質の高い教育をみんなに 5 ジェンダー平等を実現しよう 8 働きがいも経済成長も 9 産業と技術革新の基盤をつくろう 10 人や国の不平等をなくそう 11 住み続けられるまちづくりを 17 パートナーシップで目標を達成しよう